本と食のブログ

本好きの日常

フランス旅行振り返り①

2021年冬。

コロナがウイルスの脅威がはっきりする前に、

卒業旅行としてフランスに行きました。

 

空港が閉鎖される前になんとか飛び立つことができましたが、帰ってきたらコロナで人との接触がなくなってました。

思い出もいっぱいあるのですが、話すタイミングがなく、このままでは素敵な体験が薄れてしまうと思い、急遽綴ることにしました。

5泊7日の旅の思い出を少しずつ振り返ります。

 

ー準備

これが2回目の海外旅行だったこと、また友達を連れ添わず一人で行くので分からないことや不安も多く、旅行代理店のツアーにしました。

フランスは街並みや文化、芸術、お菓子や食事に興味がありずっと行ってみたい国の1位でした。大学の第二言語は迷わずフランス語で、身につくことはなかったけど、2年間楽しく学びました。

でも周りで一緒に行ってくれるほどのフランス好きの友達はおらず、結局一人で行くことにしました。

割と一人で行動できる自分ですが、海外は期待と不安で出発まで緊張してました。

荷造りは何があるんだろう?言葉は大丈夫かな?行きたいところにたどり着くかな?スリに合わないかな?

あの素敵な絵を見れるかな?スイーツは美味しいかな?

 

−1日目

関西空港発のため、大阪に向かいます。

初日からハプニング!新幹線の切符と定期券を落としてしまいました。行きの分だけでしたが、学生には大きな余計な出費…フランスで同じような状況になっても駅員さんに話して対応できるだろうかと想像して、ブルーな気持ちで飛行機の出発まで過ごしました。

でも離陸して、ご飯食べて、寝て、乗り換えて、映画観て、寝て、ご飯食べて…

慢性的に動いて、エネルギーを貯めてたらフランスに行くんだぞ!という気持ちが強くなり、復活しました。

 

久しぶりに外の空気に触れるとそこはすごく寒くて、まだ日が昇る前で暗くても少し目を凝らして見る景色は見慣れない建造物たち。形、素材、色使いが日本とは全然違くて、フランスに来たんだなと思いました。

初日から観光地を巡るためのバスが迎えに来てくれましたが、それは何十人も乗れる大きいやつ。でも結局コロナの影響が出始めてたので、ツアーコンダクターを含めても8人という想定していた人数より大分少なくなりました。バスのスペースは広々使えて、一緒に行動することを思うとちょうどいい人数になったと思います。

 

時差ボケでうとうとしながらバスに乗っていると、そのうち開けた土地の横を走り始めました。日本はどこでも山を目にするけど、小麦畑かもしれない穀物が一面に広がるばかりで高さがあるものが一切ありません。空は高くて広いことを改めて実感しました。早くバスを降りて空を見上げてみたい。日常では感じない感覚を覚えました。